社交ダンスはとても種類が多く、その歴史は中世ヨーロッパの宮廷舞踊であると言われています。 現代の社交ダンスは大きく分けるとスタンダード(モダン)系とラテン系に分かれます。簡単に言ってしまうと、スタンダードはヨーロッパ的なダンスであり、 ラテン系は南国的なダンスであると言えるでしょう。現在の日本においては、インターナショナルスタイルの競技ダンスが 普及してきたことから、以下の10種目を指して「社交ダンス」と呼ぶことが主流となってきています。
ワルツは社交ダンスやフォークダンスで踊られる踊りのこと。 競技ダンス界では、スローワルツ の事を「ワルツ」と呼びます。
日本ではスローワルツの方が主流ですが、世界一般的には、アップテンポなウィンナーワルツ等の方を「ワルツ」と呼ぶ方が多いです。
スローワルツはゆっくりとした3/4拍子で1拍目にアクセントがある音楽で踊ります。正式なワルツは男女が向かい合いクローズドポジションで踊ります。
LOD(反時計回りのライン・オブ・ダンス)方向に向かって進むダンスです。
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タンゴはアルゼンチン・ブエノスアイレスやウルグアイ・モンテビデオのダンスおよび音楽。
またそれを擬したダンス・音楽で、音楽業界から「タンゴ」と公認されたものを指します。
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フォックストロットは社交ダンスの一つで、現在もアメリカンスタイル社交ダンスの1種目として踊られています。
米国では、競技スタイルと社交スタイルの双方でこの呼称を使い続けています。
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クイックステップは社交ダンスで踊られるダンスの一つ。競技ダンスではスタンダード種目に分類されます。
それまでの競技種目だったワンステップに代わって採用され、1927年のスター選手権大会で、クイックフォックストロット&チャールストン
(Quick Foxtrot and Charleston)と改名され、その後のICBCブリティッシュプロフェッショナル選手権でクイックステップに改名されています。
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ヴェニーズワルツは社交ダンスや舞踏会で踊られるワルツの1つ。ウィンナーワルツとも呼ばれています。
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ポピュラー音楽のリズムの形式の一つ。通常グィロ(ひょうたん形の果実の堅い表皮に刻み目をつけ、
針金のブラシでこすって音を出すキューバン・バンドの打楽器)を用い、チャチャチャという感じのリズムをとるところからこの名がついたといわれています。
キューバのバイオリン奏者兼楽団指揮者エンリケ・ホリンが、19世紀末から20世紀初めにかけて流行したキューバの舞曲ダンソンを改良して創始し、
1950年代の中ごろ世界的な流行をみました。
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社交ダンスで踊られる項目の一つにルンバがありますが、キューバで踊られるルンバとは全く別物です。発祥は南米のキューバと言われ、
ルンバは黒人の影響が強い音楽とされています。本来のルンバはテンポの良いものだと思われますが、社交ダンスで踊られているルンバはスローテンポの曲で
バラードなどにもよく合うステップとなっています。
社交ダンスで踊られるルンバにはスクエア・ルンバとキューバン・ルンバがありますが、競技用に使用されるのは「キューバン・ルンバ」の方です。スクエア・ルンバの方が少しテンポが速めです。
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ブラジルのアフリカ系住民による集団的なダンス、またはその音楽とリズム。もとはアフリカからの奴隷によって伝えられた輪舞(バトゥーキbatuque)の踊り方を意味していましたが、
のちに社交ダンスとしても広まりました。サン・パウロの田舎風サンバは2拍子で、3度平行の歌と、シンコペーションのリズムを特徴とします。
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パソドブレは、スペインの闘牛とフラメンコをイメージしたダンス。競技ダンスではラテンダンスに分類されます。社交ダンスでは、一般的にリーダー(男性)はマタドール(闘牛士)、パートナー(女性)はカポーテ(闘牛に使われる赤いケープ)と、時には闘牛をイメージして踊られます。
ベーシック・ステップは単に足踏みをしているだけですが、逆にマタドールっぽさを表現することがかなり難しく、表現という上でラテンダンスの中でも、最も難易度の高いダンスとされています。
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ジャイブは軽快で、動きの早いダンスです。 黒人の踊りから発生したジタバグ(ジルバ)が原型です。音楽はジルバと同じロック系またはスイング系のビートのきいた音楽になります。
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