【パートナー】
パートナーは、社交ダンス・競技ダンスにおける主役といえます。リーダーはどちらかというと裏方となり、そのカップルの華であるパートナーを美しく見せる努力をするべきです。
また、パートナーも当然、自身を美しく見せる努力を怠っていけません。
通常、男女が組んで踊る社交ダンス・競技ダンスでは、女性の方をパートナーといい、パートナーに対して男性の方をリーダーといいます。また、この組みをカップルといいます。
実際に社交ダンス・競技ダンスを踊る際には基本的に、リーダーによるリードにより踊りますが、パートナーはリードに対してフォローを返さなければいけません。
こうすることで、よりパワーが収束され、スピード感や躍動感、爆発力のあるダンスが可能となります。特に競技ダンスではリードとフォローは重要な課題であるといえます。
【リーダー】
実際に社交ダンスを踊る際には基本的に、リーダーによるリードにより踊ります。リーダーは男性に限られる必要は無く、社交ダンスパーティーや、競技ダンス大会におけるジュニア・ジュブナイルの大会では女性同士でカップルを組み、片方の女性がリーダーを担うこともあります。
競技ダンスで特に、リーダーの役割として、ダンスにおいてパートナーをリードすることはもちろん、フロアクラフトにより他の競技ダンス選手と接触しないようにすることが挙げられますが、最も重要なことは、パートナーをいかに美しく見せられかということになります。
1)自分で立てない
パートナーが履くヒールの高さは高いの一般的です。フラフラしないためにも履きなれましょう。
2)失敗をリーダーのせいにする
「上手く踊れないのは、リーダーのリードが悪いからだ!!」と思う時もあるかもしれませんが、
相手だけが原因ということはまれです。社交ダンスはリーダーとパートナーの二人で作り上げたいものです。
3)シャドーができない
社交ダンスはリーダーのリードで踊りますが、リード任せではいけません。
シャドー(一人で踊ること)ができて一人前です。社交ダンスはパートナーが主役なのですから、
一人でもちゃんと踊れるようになりましょう。
4)先走る
リーダーを差し置いて、勝手に好きなステップを始めてはいけません。
社交ダンスはリーダーのリードにより踊るのですから、リーダーが慌ててしまいます。
5)臭いに気をつける
リーダーも同じですが、社交ダンス・競技ダンスは相手との距離が非常に近いので、
香水のつけ過ぎはNGです。普段より少なめぐらいがちょうど良いかもしれません。
1)パートナーを振り回す
社交ダンスのリードは腕力まかせに押したり引いたりしてはいけません。
パートナーが気持ち良く踊れなくなってしまいます。
力のバランスを考えましょう。
2)上からものを言う
パートナーより社交ダンスの知識が深くても、
えらそうにしてはいけません。
パートナーが萎縮してしまいます。
いつも紳士的な態度で接することを心がけましょう。
3)パートナーのせいにする
上手く踊れないのをすぐパートナーのせいにするリーダーがいます。
パートナーだって同じようにリーダーのせいで踊りづらい時もあるのです。
お互いに上手く踊れるように冷静に分析することがダンスの上達にもつながります。
4)練習中、自分の姿ばかりを鏡で確認する
パートナーあっての社交ダンス・競技ダンスです。自分の姿ばかり確認する態度に、パートナーのモチベーションは下がります。ナルシストにならずに、互いのダンスを見ましょう。
5)臭いに気をつける
社交ダンス・競技ダンスは相手との距離が近いので、
臭いが気になるとダンスにも集中できません。
身だしなみを整えることも、相手への信頼につながります。体臭・口臭にはある程度気を配りましょう。